恋は永遠に

――バタバタバタ


もうなんでこんなときに!!

時計の針は8時を指している。

せっかく瑛が迎えに来てくれるって言うのに

今こんな時間じゃ瑛待たしちゃうし!!!


「お母さん!なんで起こしてくれなかったの!!?」


真希はお母さんのせいにする。

なんつー娘。


「何度も起こしたわよ!!」

「姉ちゃん母さんのせいにするな」

「お姉ちゃんに口答えするのはこの口かな~~?ぇえ~!!」


真希は輝の口をひっぱる。


「いってぇ!てか、口答えしてねぇって!!母さんのせいにすんなって言ってんだよ!!」

「でも結局うざいー」


真希はまた口を引っ張る。


「いてぇ!!」

「二人とも早くしなさい!!」

「「はぁ~い・・・」」




真希は急いで玄関に行った。

もう!!時間やばい!

絶対来ていないだろうな・・・。

学校に着いたら謝っとかないと。

そう思いながら玄関を開けた。