恋は永遠に

「な、なんだよっ」

瑛を思わず見ていたら気づかれた。

「ん~、何も~~♪」

「ったく」


ガシガシと頭をかく。

瑛可愛いなぁ~♪

望が瑛はイケメンでかっこいいって聞くけど、

可愛いところもあるんだね。

クスクス笑う。

そしたら手に何かあるのが感じた。

バチッと瑛の手に当たった。


「あ、ごめん」

「いや、うぅー」


瑛がまた顔を赤くして照れている。

もしかして、手を繋ごうとした??

なんだ、そんなんだったら言ってくれればいいのに。


「いいよ」

「へ?」

「手、繋いでいいよ」

「あ、あぁ・・・」


そっと手を近づかせ

ギュッと握った。


「えへへ、瑛の手暖かいね」

「そっか?真希の方が暖かくね?」

「じゃぁ、どっちも暖かい」


丸く収めた。


「明日、朝迎えに行くから」

「へ!う、うん」


明日朝、迎えに来てくれるんだ。

えへへ。明日が楽しみだな。

そう思いながら歩き続けた。