恋は永遠に

「あ、え!あなたもよくここで??」

「あー、うん。しょっちゅう、てか毎日ここで飯食ってる」


彼はそのまま真希の横に座った。


「それ、おいしい?」

「え?あぁ、これ?おいしいよ♪食べる?」


真希はスッとクリームパンを差し出した。

彼は少々黙って、


「じゃぁ、少し・・・」


彼は一口食べた。

彼はおいしいそうに顔が笑顔になる。


「んま、これおいしいな」

「でしょ?」


あれ?

この声・・・。

あの人・・・?


「あの・・・」

「ん?何?」

「あなた、今朝の、人・・・じゃないですよね?」


だって彼は眼鏡かけてるし、でもものすごくかっこいいけど。

でも、あのときの彼は眼鏡なんてかけてなかったし。


「・・・やっと気づいた?」


え・・・?


「いつも眼鏡かけている俺、絶対わかんないって思ったけど、わかったんだね」


スッと彼は眼鏡をはずした。

確かにこの顔。今朝の彼と同じ顔。


「やっと学校で会えたね?真希」

「え!なんで私の名前を・・・?」


クスクスと彼は笑った。