「真希ぃお昼食べよう!」

「うん!」


真希はお弁当を取り出そうとカバンに手を突っ込んだ。

あれ?ないないない!!

いくら探してもお弁当はない。

忘れた・・・?


「ごめぇん!望。私お弁当忘れたみたいだからパンかって来るね。先食べてていいよ」

「ぇ、じゃぁついていくよー」

「いいよーきっと結構かかると思うし。一緒に食べれないかも」

「うんわかった」


真希は急いでパン売り場へ向かった。





うわぁ~やっぱ人いっぱいいる。

真希は人ごみをかぎ分けパンの前にこれた。


「ふーなんとか買えたよー」


真希はクリームパンとメロンパンを持って教室に帰ろうとした。

あれ?屋上開いてる?

屋上への階段から何気に風が来ている。

屋上で食べてみようかな~~?

真希はそのまま屋上へ向かった。




「うわぁ~~すごーい!」


真希は子供のように景色を眺める。


「風が気持ち~♪」


真希は袋からクリームパンを出して食べようとした。


「あー、俺の特等席とられてるー」


えっ!!?

その先には男の人が立っていた。