恋は永遠に

「戻ってきては・・・くれないの?」

「死んだ人は、戻ってこないの」

「奇跡とか・・・起きないの?」

「そんな簡単に起きるわけがないよ・・・」

「う・・・うぅー」


泣いても泣いても泣ききれない。

大好きな瑛が

死んじゃったなんて・・・。


「ごめん・・・一人にしてくれる?」

「・・・わかった。行こう望」

「うん・・・」


二人は真希を一人っきりにさせた。


「瑛、ホントに死んじゃったの?」


返事はやっぱりない。

瑛は、本当に逝ってしまった。


「なんで、私を置いて逝っちゃうの??私も連れて行ってよ。どうして一人で逝っちゃったの??」


あの時轢かれたのが私だったらよかったのに。

どうして瑛が代わりに轢かれちゃったの??

なんで、私じゃ・・・。

そのとき、目の前にあったのがカッターナイフ・・・。

真希はそれを手にして首元にあてた。

これで切ったら・・・死ねるよね?

瑛のところへいけるよね?

少しずつ力を入れていく。


「つぅっ!」


手首から一筋の血が流れた。

切るときはこんなに痛いんだって思った。