恋は永遠に

ゆっくりとドアが開けられた。

その中は・・・。


「・・・瑛?」

ベッドの上で眠っているのは瑛なのだろうか。

白い布で顔を隠されている。

これが瑛じゃないって頭の中で言い聞かせる。

けど、それは無理だ。

先生が白い布を取る。

その顔はまぎれもなく瑛だった。


「嘘だよね、嘘だよね!!死んじゃったなんて・・・なんで」

「瑛くん・・・」

「瑛・・・」


先生は私たちだけを残して部屋を出た。


「どうして?どうして!私から離れないって言ったじゃん!!私に離れるなよって言ったじゃん!それなのに、それなのに・・・なんで瑛が先に離れちゃうの!!?ひどいよ!酷すぎる!!!なんで瑛は私を置いていっちゃうの!!?」


死んだ瑛に叫んでも返事はない。


「結婚式どうするの??瑛死んじゃったらあげれないじゃん。誓いのキスだって出来ないんだよ??一体どうするの??手作りケーキだって食べないの??まだ作ってないけど家に帰って作ろうと思ったのに、瑛死んじゃったんだもん・・・。今から作ったって意味ないよ・・・。食べたいって言ったじゃん。私の作ったケーキおいしいんでしょ!?また食べたいんでしょ!?作ってあげるから戻ってきてよ!!!」


真希は瑛の胸のシャツを掴んだ。


「死なないでよ!死なないで!!!」

「真希、もうダメなんだよ!!」


望が真希を止める。

もうダメ??

瑛がもうダメ??

死んじゃってるからもうダメなの??