瑛は今どうなっているのか、真希にはわからない。

生きているのか、または死んでしまったのか。

でも真希は生きていると信じる。

ただひたすら待つしかない。

1時間くらいがたって、先生が出てきた。


「先生、瑛は!?大丈夫なんですよね!!?」

「・・・・・・」


先生は無言だ。

ということは・・・。


「すみません」

「っ!!!!!」


そんな、死んだ?

瑛が死んだ??

嘘だよね、嘘だよね??

瑛が死んだなんて。

嘘だよね??


「こちらへどうぞ。瑛さんが待ってます」

「・・・はい」


先生に瑛の眠っているところに連れて行かれる。

望と亮も真希の後ろをついていく。

ホントに・・・死んじゃったの?

瑛・・・。