恋は永遠に

学校に向かって歩いていくと、狭い通り道から声が聞こえた。


「ん?」


除いてみてみると誰かが3人組みに絡まれていた。

こんな朝っぱらから!!?

どうしよう・・・。助けてあげたいけど私一人じゃ無理だろうし・・・。

そう考えていると3人の中の一人が思いっきり腕を上げて殴りかかろうとした。

あ、あぶない!!

もう!ヤケクソだ!!


「ちょ、ちょっとあんたたち!!やめなよ!!」


すると男は殴るのをやめこっちを見ている。

ゲッ!!まずい雰囲気・・・?


「なんだよ姉ちゃん」

「さ、3対1なんて卑怯よ!!やめなよ!!」

「姉ちゃんなんか誤解してねぇ??」


この状況で誤解もなにもないわ!!!

心の中ではそう言いたいが言ったらどうなるか・・・。


「そうそう。俺たちこいつのダチなんだよ」

「だ、ダチ??」

「そう、ダチ。俺らさ、今お金に困ってるから貸してもらおうとしているんだ」

「じゃぁ、お金貸してもらおうとしてる彼に暴力振るんだ??」

「だってねー?俺らダチなのに貸してくれなぇんだよ」


こいつら頭狂ってる!!

一発殴りたいわぁ!!!

けど真希は怒りを静めて、


「嫌がっているのに無理矢理やろうとするなんて最低!!」

「なんだよ!じゃぁ姉ちゃんが金貸せや!!」


そう言って男は真希の手を掴んだ。

うっ!ものすごい力・・・。

真希は抵抗できない。