恋は永遠に

「瑛、見て。ケーキだよ?ちゃんと私が作った手作りなんだから。ほら、外も雪降ってきたよ?ホワイトクリスマスだね」


あちこちでクリスマスソングが流れている。

街もすごくにぎやかで、ここの病室から見る景色はイルミネーションが見えて最高な場所。


「はい、これクリスマスプレゼント」


持っているのは青色のマフラー。


「これ、瑛が好きな色だよ」


そっと瑛の首に巻く。

今日は寒いからね。

暖かくしないと。


「今年は・・・一緒にケーキ食べれないね」


自分で作ったケーキを食べ始めた。

一人寂しく食べるケーキは

人生で初めて悲しいケーキだった。

大好きな人が傍にいるのにこんなにケーキがおいしいと感じないなんてね。


「めりー・・・くりす、ます・・・て、るっ!!」


甘いケーキが涙によってしょっぱいケーキになってしまった。

もう話せないなんて、嫌だよ。

帰ってきて、瑛。

まだまだたくさんデートしたいよ。

病院で会うなんて嫌だ。

早く・・・早く・・・。