10月4日。

もうすぐ私の誕生日が来る!!

瑛からはどんなプレゼントが来るか楽しみ!!

瑛が私のことを思ってくれていれば、別になにもいらないんだけどね。




10月6日。

ついに私の誕生日!!!

瑛が私の家に来てくれるので今日は家で待機。

早く来てくれないかな。


―ピンポーン―


来た!!


「はぁーぃ!!」


ドタバタと階段を急いで降りる。

そしてドアを開けた。


「瑛、早いね!!」

「だろ?早く会いたかったし」

「私も!!」


いきなり抱きついた。


「うわ!ケーキつぶれるから後で!!」

「ちぇ~~」


しぶしぶ瑛から離れる。

瑛を家の中に入れた。