恋は永遠に

「じゃぁ、またね瑛」

「あぁ、また明日な」

「別れるのすごく寂しい?」

「すっげー寂しい」

「じゃぁ、キスしよっか」

「あぁ」


そしてまたキスをした。

今日で何回目だろうか。

あんたらどんだけすんの!って言われるくらいしただろうな。


「じゃぁね」

「じゃぁ」


手を振る真希。

瑛の背中が見えなくなるまで手を振り続け見送る。

秀光さんは私たちのこと認めてくれたけど、お母さんはいいのかな・・・。

まだ、聞いてないんだよね。


「お母さん・・・」

「何?」

「あの・・・ね。私」

「瑛が好きなんでしょ?」

「・・・・・・うん」

「すごく?」

「すごく」

「誰よりも瑛を愛してるの?」

「愛してる」

「・・・・・・」


やっぱりダメなのか。

お母さんが認めてくれないと、正式に付き合うことができない。