恋は永遠に

「じゃぁ、近々結婚式とかあげるの?」

「へ!結婚!!?」


望が言い始める。


「そうだよ!兄妹って言っても真希のお母さんのお腹の中で瑛くんが生まれたわけじゃないし。大丈夫じゃないの?」

「そうなの・・・かな」


そんな考えでいいの!!??


「そうだよ!兄妹って言わなかったらいいんだよ!」

「なにそれ!てゆかいいの!!」

「いいのいいの!あたしが許す」

「でも、兄妹だし・・・」

「じゃぁ、あたし大統領になる!そして兄弟妹でも結婚できるような国にする!!」


へへんっ!とどうだっ!って感じな声がする。


「なにそれ~!」

「えーいい提案じゃない?」

「そもそも望がなれるわけないじゃん!」

「ひど!!」


望、ありがとね。

大統領になるって言ってまで私たちの結婚を認めてくれる。

って、まだ結婚するって決まってないけどね。

望、大好き!!!

一生友達だよ。


「じゃぁ、そろそろ切るね」

「お、瑛くんとラブラブするんすか。いいですね~~♪」

「もう!望も亮とラブラブするんじゃろ!」

「もち☆」

「あはは!じゃぁね」

「うん、またね」


そこで電話を切った。