恋は永遠に

――昼食――




「ねぇ、ねぇ望」

「ん?なぁに??今日は質問が多いね」

「私ってモテる?」


その瞬間望は飲んでいたジュースを吐き出した。


「ぶっはぁ!!ゴホッゴホッ!!真希がぁ!!?」

「う、うん…」

「誰がそんなことを!!」

「昨日間違い電話された人から」

「ないでしょ!!だって真希、ここの学校でもモテてないし!!」」


た、確かにそうだけど。


「騙されたんじゃないの??」

「んー、そうかもー」


真希はズズーっとジュースを飲む。


だよねー、私がモテるわけがないよ。

頭の中でそう言い聞かせておいた。



――放課後――



「真希ぃ!!ごめぇん!先生に呼ばれているんだ。遅くなると思うから先帰ってていいよ!」

「ううん、待ってるよ。どうせ帰ったって暇だし」

「彼氏振ったもんね~…」


ムッと望を睨む。


「あはは…じゃぁなるべく早くするね」

「うん」


あー、望が来るまで暇だな~。何しとこうかな~。

そんなことを考えながら校門で待っていることにした。

早く来ないかな~。

まだ1分しか経っていないのに気が早い真希。

待っているだけでも暇なので携帯でもいじっていることにした。