「あの、あなたの名前は・・・?」

「あ、すみません。言ってませんでしたね。僕天野祐介(アマノユウスケ)。高校2年です」


やっぱり2年!?

けど、こんな可愛い後輩見たことなかったなぁ。


「じゃぁ、センパイ!これから仲良くしてください」

「う、うん。じゃぁ私帰るね」

「はい」


元気よく手を振る祐介。

あんな可愛い後輩いたのかな・・・。

そんなことどうでもいいや。

真希は家に帰っていった。




―ブブブ―


来た!!

すかさず携帯を見る。


≪センパイメアド教えてくださってありがとうございます!!これからよろしくお願いします!!≫

≪うん^^これからよろしくね祐くん(・∀・)≫


送信。

明日から学校ちゃんと行こ。

真希は眠った。




最初、祐くんが瑛に見えたんだ。

そんなことありえないって思ったけどね?

雰囲気が・・・似ていたのかな?

・・・もう瑛のこと忘れよ。

瑛はもう、私の隣には帰ってきてくれないんだから。

忘れるの。

忘れる・・・。