恋は永遠に

今日は学校を休んだ。

いけないことだってわかってるけど

今日は休みたかった。





「・・・ん」

気がつくと夕方。

ずっとベッドで寝てたんだ・・・。

気分転換に外出てみよう。

真希はタンスから適当に服を取って着替えた。




いつも瑛と一緒に歩いた道。

けど、今は私一人だけ。

寂しいよ。

すごく寂しい。

涙が出るのをこらえながら道を歩いた。

四つ角を曲がろうとした

すると――


―ドン―


「きゃぁっ」

「わっ」


誰かにぶつかった。


「いたた・・・」

「ごめん。大丈夫?」

「はい、大丈夫で・・・」


顔を上げると同じ学校の制服。

小顔でかわいらしい顔。

私とあまり変わらない身長。

こんな子いたっけ?