晴久は三橋に挑戦状を送り付けた、晴久の自宅で、渉「いよいよ、来週だな、三橋とのバトル」晴久「あぁ」渉「はっきり言ってヤバイぜ、三橋とバトルしたオレだから分かる、ドラテクではお前でも勝ち目がないぜ」晴久「分かっている、だからこそプライドを捨ててまでスイフトターボのパワーを600馬力に上げたんだ、向こうは240馬力だしな、服部塾のエースにかけても負けられないぜ、ハチロクではどんなにチューニングしたところで勝てないってことをヤツに教えてやるさ」渉「ふん、さすが晴久、相手がハチロクでも容赦ないな」晴久「それにこのクラスになると、FRよりもFFの方が速いんだ、今度のバトルは全開ドライブだ」、バトル2日前、三橋「親父の知り合いに足回りをやってもらったし、いよいよあさってか」三橋「今で240馬力出てるか、昨日、シャーシーダイナモで計ってもらったから、佐藤さんのスイフトターボ、600馬力って、しかもターボの最高傑作、ミスファインヤリングシステム搭載って」基樹「気にするな鉄矢、いろは坂で600馬力なんて、宝の持ち腐れなんだ、勝てるさ」三橋「親父」バトル当日夜、晴久は服部塾の仲間率いて、いろは坂にやってきた、ギャラリー「来たぞ、服部塾だ」ギャラリー「スイフトターボだ、600馬力らしいぞ、佐藤晴久だ」ギャラリー「プロの鮫島広幸に中村渉もいる」ギャラリー「いや、服部塾長も来てるぞ、ヤバエぜ、今日は」10時前、三橋がハチロクターボで登場した。ギャラリー「来た…来た、ハチロクだぁ、全員揃ったぜ」、晴久「君が三橋君」三橋「はい」晴久「服部塾をここまで追い詰めた人は君が初めてだよ、何しろ、プロに勝つとは」三橋「いゃ、オレ、そんな」晴久「そう、小さくならなくてもいいさ、バトル終わったら、いろいろ話そうか?」三橋「はい」服部「ルールは先行後追い方式、前回と同じさ」三橋「わかりました」晴久「ポジションは君に譲るよ」三橋「オレが前で」晴久「そうか始めようか」、2台がスタートした。2台が第1コーナーを抜ける、晴久「なるほど、な、勝負は2本目だ、2本目で振り切ってやる」服部「晴久が勝負掛けるのは2本目だな」桐山「FFのブレーキングドリフトはすごいぜ、FRのケツフリとはレベルが違う」