第4セクションに入った。先行はRX7、晴久「速い」健次「最後のコーナーを抜ければ、中高速セクションに入る、そこに行けば、勝てる」晴久「仕掛けるなら、3つ目の橋の上しかない、カウンターアタックを死ぬ気で決めるしかない」健次「タイヤの食いつきが悪くなったな、若干アンダーステア気味になるな」晴久「さっきより、差が詰まってる、中村さんタイヤの消耗でアンダー出るから、減速してアンダー消しているんだ」健次「シルエィティが差を詰めてくる、バカな、条件は同じ、向こうのタイヤは何ともないのか?」最後の低速コーナーを抜けた、健次「クソ、アンダー」RX7がアウトにギリギリ寄った、健次「ギア比があってない、ちょっと回転が低い」、晴久「今だ、コーナー途中で全開」、健次「しまっ」健次がブロックしようとした時には、RX7の半分までシルエィティのフロントが来ていた、健次「間に合わない、勝負だ」晴久「橋の上でアウトとインが入れ替わる」2台が3つ目の橋の上に差し掛かる、健次「タイヤがもたない」コンクリートの壁がシルエィティに迫る、晴久「曲がれる、イケー」シルエィティは壁、ギリギリで抜けた、健次に壁が迫る、シルエィティが抜き去り、勝利した、健次「‥‥‥」