桐山とのバトルは2本目の第3セクションに入った。桐山「どこで来る?スパートはどこなんだ」晴久「この先、ダウンヒルを抜けたら上りなんだ、ここだ」晴久「行くぜ、根性見せろSRターボ」、桐山「なに」晴久はアクセル全開、桐山のEK9は徐々に引き離されていく、桐山「速い」、シルエィティはオーバースピードでコーナーに突っ込む、桐山「馬鹿オーバースピードだぁアンダー出るミスったなぁ」、晴久「‥‥ふん」晴久はアクセルセカンドギアでアクセル全開、晴久のシルエィティはオーバーステアでアンダーを消した。桐山「な何だとぉ」桐山「パワーオーバーに持ち込みやがった」桐山「何者なんだコイツ、あんな状況で何故、低速ギアでアクセル全開に出来るんだアタマのネジ、全部飛んでやがる」、桐山「消えた、この俺が振りきられた」、桐山がゴール地点に着く、桐山「すみません…やられました」、晴久「はぁ勝てた」、下村「どうなってんだよ地元でお前が負けるなんて、しかも7秒差だぞ」桐山「振りきられたのは、上りだった」高城「それなら、パワー負けだろクルマのせいだろ」桐山「いや違う」服部「なるほど、俺も同じだ、パワーがあれば、勝てる、そんな甘くはねぇパワーが上がれば、タイヤの温存はシビアになり、ブレーキングも、コントロールも難しくなる、私が見た限り、あの180、350馬力は出てるな」横田「な350だとぉ」服部「まぁ並みの走り屋でないのは確かだな、服部塾のバトルに参加して、優勝してもおかしくないな」横田「俺は納得できないですよ桐山のカタキは俺が取る?」、横田とのバトルは、1本目で晴久が抜き去り、勝利した。横田「馬鹿な」、服部「なるほど、確か佐藤晴久って言ってたな」服部「桐山、バトルしていて、気になったことあるか?自分が後ろを走っているときにだ」桐山「ありますよオレ2本目で第3セクションまでピッタリくっついて、いたんですけど、シルエィティのドライバーは、全く反応がないんですよ焦る様子もないし、精神力異常ですよあれは塾生同士のバトルなら間違いなくアクション有りますから」服部「なるほど、まさかとは思うが心当たりがある」桐山「なに」、翌日、服部塾長が晴久について調べると、服部「やはりな服部塾の歴史…いやレース界に大変革が起きるな、こりゃあ、広幸呼ぶしかないな」桐山「ふんドウリで俺が負けると思ったぜ、まさか日本一のアスリートだったとはな17であんな走りができるやつはいない…だが服部塾がこのまま、引き下がる訳にはいかねぇな、俺たちのホームコースで好き放題やった代償は払ってもらうからな」、服部塾の連敗の情報は関東の走り屋中に広がっていた。服部「かなり、噂広まってるなだが気にするな」、晴久がいろは坂にシルエィティで走りに来ていた。ギャラリー「あ来た来た、シルエィティだ服部塾が連敗したんだってよ…ヤバイよなしかもドライバー、元日本一のアスリートらしいぞ服部塾の再戦は間違いなしだな服部塾は間違いなく、プロを出すだろうな」