高橋監督「佐藤と平田、いいライバルだな互いに負けまいと、競争しながら、切磋琢磨していくものだ、２人に影響されて、他のメンバーも鍛えられていくんだな」畠「平田吉則オレだって、佐藤の球打てないはずがない」晴久「平田さん」平田「佐藤どうした？」晴久「オレ、男なのに泣き虫なのは恥ずかしいな」平田「佐藤、胸の傷、手術、辛かったな」晴久「えどうして…知って」晴久「るの？」平田「八王子のメンバーから聞いたよ」晴久「あそうか？」平田「その話、聞いた時、オレ、佐藤ってすごい人だなぁと思ったよオレなら、精神的にもたんよずっと引きずるな野球どころじゃねぇな、それなのにお前は、何事も無かったように、復活してんだものな」晴久「平田、さん」平田「佐藤、お前は強いよ自信を持て、オレより強いんだ」晴久「うんありがと…」 畠「オレは、打つ」晴久「畠くんだ」高橋監督「おぃ誰か？マスクをかぶらんか」高橋監督「どうした？怖いかあ」久保田「オレは、勘弁」村上義彦「あんな速い球取れないよ」平田「オレが、マスクかぶりましょうか？」高橋監督「な」高橋監督「いいだろう」高橋監督「確かに、佐藤の球打ってるとはいぇ」平田「佐藤」晴久「はい」、サインの確認が終わり、平田「抑えろよ」、畠「平田さんが、キャッチャーか？」平田「自信持てよ、佐藤」晴久「うん」、１球目、高めの外側、畠「速い」見送り、平田「ギリギリ入ってんな、すごいコントロールだなそれでも速い奇跡だぜ」、２球目は外れ、３球目、カット、平田「真ん中に全力投球だ」晴久「え」平田「大丈夫、打たれない」、晴久「平田さんを信じる」、４球目、畠「真ん中、クソ」、空振り、畠「な」平田「よし」晴久「三振」高橋監督「な134km」畠「なんなんだ…速い」畠「すげぇな…」平田「佐藤、いいぞ」晴久「うん」久保田「あり得ねぇ、まっすぐで畠が三振なんて」高橋監督「全国行けるな、いや、優勝かもな」