泉「でも、去年のストーカー事件はひどかったな、絶対あんなことされたらトラウマになるよな」池田「まさか」晴久「僕、あの事件で性格変わってしまったんだ、事件前はすぐ泣くことはなかったし、キョドることも、ウジウジすることもなかったよ」晴久「僕、すごく怖かった、このまま死ぬんだと思った、病院の先生が言うには、あと少し弾がずれてたら死んでたらしい、でも銃は平気だよ、親父、モデルガン持ってるけど、弾撃てるけど、僕も撃たせてもらったことあるよ」池田「マジで、平気なんだ」晴久「僕を傷つけたのは相手の人だから、銃は関係ないよ」晴久「お風呂で自分の傷口見ると、事件のこと思い出してしまうんだ、思い出すと怖くて泣いてしまうから」泉「怖いな、ストーカーって」晴久「でも、実際にひどい目にあって、他人の痛みや苦しさが分かるようになったよ、事件前は性格良くなかったし」池田「だから、佐藤は親切で人を嫌ったりしないんだ、佐藤ってすごいな」泉「オレは佐藤のこと大好きだ」晴久「泉くん」泉「これから頑張ろうな」晴久「うん」