13回表、一死、晴久は小早川にレフト前ヒットを打たれ、小早川は二塁、日々への2球目で小早川が盗塁を仕掛け成功、中谷「チィ走られた」晴久「大丈夫」日々は3球目を打ち、ファースト抜けるタイムリーヒット、晴久「あ」8−9、中谷「勝ち越された、クソ」晴久「点取られた」、安田は臭いとこをつかれるが、フォアボール、中谷「クソ見やがったな」多摩「すごいな八王子の連中は?だからオレは全力で倒しに行く」、多摩は初球からフルスイングをかまし、初球はファール、中谷「すげぇな」晴久「この人ヤバイ」2球目、多摩はフルスイング、打球は前へ、晴久「あー」中谷「な」球はスコアボード下の横の芝生に落ちた、多摩「スリーラン」小谷「‥‥‥」茂島「そんな…」斎藤「‥‥」晴久「‥‥‥」晴久「8−12」、中谷「佐藤、落ち着け、大丈夫か?」晴久「うん僕!大丈夫」晴久「もうホームラン、慣れたから」中谷「そうかいいぞ佐藤、これから頑張ろうな」晴久「た、うん」、中谷「晴久、涙出てたな、謝ることも出来ない、オレは」、打席には望月、望月は空振り三振、安田「立ち直ったな」晴久「ツーアウトあと1人」池田「ツーアウト」鈴下監督「メンタル、改善されてんな」広田「シニアのメンツに掛けても打つ」カウント、ツースリーからの6球目、広田はカット、広田「次はどう来る」中谷「高めのアウトがいい?」晴久「いやさっきホームランされてるし、高めのインコース」中谷「よし」広田「どうこようが?まっすぐだ打てる」第7球目、晴久「ここから、頑張るんだ負けない」、広田「な内側」広田「カットだぁ」しかし、空振り、広田「な」広田は三振、広田「何120km」鈴下監督「ふんやってくれるぜ」、晴久「ふう…」中谷「やったな」中谷「すげぇよ」晴久「うん」、13回裏、斉藤はレフトフライ、伊藤は三振、泉「負けたくない」、泉は打ち返し、セカンドの横を抜けた、安田「なに」晴久「泉くん、ナイス」泉「よし」、田尻はサードの横を抜けた、泉は三塁へ、桑井は内野安打、泉がホームインし、9−12、晴久「みんな、諦めてない」、晴久は打ち、ライト前ヒット、安田「クソォ」広田「あとアウト1つなのに」、田尻がホームインし、10−12、田尻「10点目」池田「あと2点」、中谷は空振り三振、晴久「‥‥‥」小谷「行くぞ」、並んで挨拶をし、晴久「池田くん」池田「佐藤」晴久「12点取られて、負けた」泉「チクショー負けた」椎名「クソォこんな!!勝ち方、納得出来ねぇ2点差なんて」小早川「せこすぎるぜ、おれたち」安田「オレ、謝りに行く」名倉「オレも」多摩「こんなフライングする俺たちに、八王子は真っ向勝負をしてきた、礼を言ってくる」晴久たちがベンチで泣いている、池田「あんなヤツラによくやったな」晴久「うん、でも悔しい、打たれまくったよ」その時、群馬のチームが、池田「なに」泉「どういうつもりなんだ」中谷「からかいに来たのか」多摩「すいませんでした」池田「え」安田「卑怯で、ずるしてしまって」晴久「でも、ルールの範囲内だった、僕たちの負けだよ」遠山「いや俺たちに、監督含め、全員バカでした、失格にしてもらうように」池田「優勝はもらっていってよ」山下監督「優勝したんだから、胸を張りなさい」多摩「はい」晴久「多摩さん、ホームランすごかったよ」多摩「こっちこそ、ありがとなすごい豪速球だった」日々「ありがとうございます」龍之介「まぁこんな卑怯は認めないがな」、鈴下監督「今日は、反省会を行う、私も入れてな」多摩「監督」一同「はい」