関東秋季大会から1週間後、宇都宮リトルから練習試合の申し込みがあった。山下監督「合同合宿での練習試合よ、いや他にも、筑波や館山も合宿、練習試合に参加するから」合宿当日、場所は宇都宮市郊外、晴久「けっこう、田舎だなぁ」、山下監督「部屋でしばらく待って、1時間後に、ユニフォームに着替えて、早速、宇都宮との練習試合あるから」一同「はい」、晴久「あ池田くんと同じ部屋だ」池田「佐藤と同じか」泉「佐藤と池田は同じ部屋なんだ」池田「キョドるなよ」晴久「い…け!?たーく〜ん」池田「はっきりしゃべれ?佐藤」晴久「ぼ〜ん!?く」池田「コイツ!?」池田が晴久に関節技を掛ける。晴久「ごめんなさい」池田「お前は?泣かす」晴久は泣いてしまった、泉「相変わらず、あの2人、仲良いな」池田「キョドったら、何回でも泣かすからな」晴久「うん」中谷が部屋に来て、中谷「おぃ池田晴久いじめんなよ」池田「分かってるよ、叱るだけで泣くから仕方ないだろ」晴久「僕、弱いから、すぐ泣いてしまうし」中谷「晴久、お前は弱くないって、全国大会で投げてんだから強いよ、頑張れよエース」晴久「うん」中谷「晴久、アソコ立ってるぞ」晴久「あ立ってないよ」山下監督「準備できた?さぁ始めるよ」、先発は小谷、晴久はベンチで待機、晴久「頑張ってよ池田くん」池田「任せろ、オレのリードが試合を変えるなこりゃあ」、平田「先発、佐藤じゃないな」武内「ベンチだよ」平田「あ居た」小谷は2回までに8失点(3−8)、八王子はここでピッチャーを伊藤に交代、小谷「あーぁホームラン3本打たれちゃったよ」伊藤は6回までに8失点(6−16)、晴久「だいぶ…やられてるな」山下監督「ピッチャー交代するか」晴久に出番が回ってきた、平田「来たな、鉄火面」