23日、夜、東京、中央区の首都高、基樹がフェアレディZで走っていると、基樹「ん」基樹「何だ後ろ?いつのまに」基樹「ポルシェか地元かどうか知らないが?走り屋の間では俺のことは知ってる、それが分かってて突っかかってくるヤツはいねぇ」基樹「煽ってきやがる、引き離してやるぜ」真太郎「三橋基樹か?ふん…そうこなくっちゃな」、しかしポルシェは離れない、基樹「速い、ついてこれるのか?こっちは700馬力なんだぞ」基樹「何者だ?」左コーナーが迫る、ポルシェはフェアレディZのリアにバンパープッシュ、基樹「な」基樹は立て直し、基樹「当てやがった、しかも今、ターンイン直後の安定期に入る直前に当てきたな、FRの弱点をついてきたとは、確信犯だコイツは、こんなバカなことするヤツは、アイツ以外あり得ない、間違いない…島原治五郎の息子、真太郎だ?」基樹「腹立つが、ここは引かせてもらう」基樹は矢印を出し、首都高を降りた、真太郎「何だよ面白くないな」