「あっ!兄ちゃんだ」
「せんぱ~い!!」
公園で座ったまま動かない一樹に近寄る美紀と愛。
「どうだった兄ちゃん?嬉しさのあまり動けないとか?」
「フラれた……」
「そっかそっか……って何でよ!」
「俺には俺をちゃんと見てくれてる人がお似合いだって……」
「お姉ちゃんが言ったの?……メイさんの事だ……」
「メイちゃん?何で……」
「お姉ちゃんが言ってたの……メイさんの幼なじみの男の子が入ってきたって」
--考えたくないが、メイちゃんは俺の事が好きなのか?
「兄ちゃん、その子に変えちゃうの?」
「いや……俺が好きなのは由紀だけだ。確かにメイちゃんとは偶然の再会だったけど、そこ止まりだった。何か手がないか考えてみるよ」
「私、お姉ちゃんに聞いてくる!」
「行っちゃったよ……仕方ない、師匠の力でも借りようかな」
公園から3人は別々の道を進んで行った。
「せんぱ~い!!」
公園で座ったまま動かない一樹に近寄る美紀と愛。
「どうだった兄ちゃん?嬉しさのあまり動けないとか?」
「フラれた……」
「そっかそっか……って何でよ!」
「俺には俺をちゃんと見てくれてる人がお似合いだって……」
「お姉ちゃんが言ったの?……メイさんの事だ……」
「メイちゃん?何で……」
「お姉ちゃんが言ってたの……メイさんの幼なじみの男の子が入ってきたって」
--考えたくないが、メイちゃんは俺の事が好きなのか?
「兄ちゃん、その子に変えちゃうの?」
「いや……俺が好きなのは由紀だけだ。確かにメイちゃんとは偶然の再会だったけど、そこ止まりだった。何か手がないか考えてみるよ」
「私、お姉ちゃんに聞いてくる!」
「行っちゃったよ……仕方ない、師匠の力でも借りようかな」
公園から3人は別々の道を進んで行った。

