「……き。……由紀!」
--アケミの声が聞こえる。でももう少し寝たい……
「尾崎、帰るぞ~」
--今度は羽田の声
「う~ん動けない。羽田……おんぶして~」
寝ながらも体を起こされた感覚があり、一樹の背中に収まった。
--本当におんぶしてくれたんだ。何か……嬉しい。
「なぁ…尾崎?」
「由紀で良いわよ。私も一樹って呼ぶから。」
--私は一樹が好きなんだ。いつも私達の事考えてくれるし、嫌な顔も全然しない。優しくて格好良い一樹が好き。
もう少しこのまま……一樹の背中に……
「…………」
家を伝える前に眠ってしまった由紀。しばらく歩き続けた一樹に声が掛けられる。
「羽田さ~ん!」
「美紀ちゃんか。良かった……結局朝まで打ち上げやってたよ。お姉ちゃんに家聞くにも寝ちゃってどうしようかと思ってた」
美紀の案内で辿り着けた一樹は、由紀を玄関に降ろした。
「先輩、ありがとうございました」
「こちらこそありがとう。お姉ちゃんを部屋までお願いね」
「はいっ♪」
--アケミの声が聞こえる。でももう少し寝たい……
「尾崎、帰るぞ~」
--今度は羽田の声
「う~ん動けない。羽田……おんぶして~」
寝ながらも体を起こされた感覚があり、一樹の背中に収まった。
--本当におんぶしてくれたんだ。何か……嬉しい。
「なぁ…尾崎?」
「由紀で良いわよ。私も一樹って呼ぶから。」
--私は一樹が好きなんだ。いつも私達の事考えてくれるし、嫌な顔も全然しない。優しくて格好良い一樹が好き。
もう少しこのまま……一樹の背中に……
「…………」
家を伝える前に眠ってしまった由紀。しばらく歩き続けた一樹に声が掛けられる。
「羽田さ~ん!」
「美紀ちゃんか。良かった……結局朝まで打ち上げやってたよ。お姉ちゃんに家聞くにも寝ちゃってどうしようかと思ってた」
美紀の案内で辿り着けた一樹は、由紀を玄関に降ろした。
「先輩、ありがとうございました」
「こちらこそありがとう。お姉ちゃんを部屋までお願いね」
「はいっ♪」

