地獄のハーレム

「わはは~飲め飲め~!!一樹、一気勝負するかぁ?」

打ち上げが始まって1時間、すでに酔う人も現れていた。

「羽田?」
「ちょっと外の空気吸ってくる」
「そう。私もトイレ行ってくるわ」

一樹は外のベンチに座り、今日1日を思い返していた。

--今日の優勝はみんなのおかげだ。普通なら最後のオーバーヘッドは飛べなかっただろうな。

「羽田……隣いい?」
「尾崎か、いいよ」

「今なに考えてたの?」
「今日の優勝はみんなが俺にくれたプレゼントだなって」

「私達は羽田からもらったって思ってるよ。だから……ありがとうの気持ち……」

--一瞬何が起きたのかまったく分からなかった。気付いたら尾崎の顔が横にあって頬にキスされてる。
「お…ざき?」
「みんなには内緒だからね!先戻るね」

少しの間放心状態の一樹。気付くとポケットに入ってる紙に気がついた。