地獄のハーレム

そして放課後……

ーーやっと終わった……何か編入初日を思い出す。

「ほら、さっさと行くわよ!」

「へいへい……なぁ、どうせ俺は単独で行動させてもらえねぇんだろ?」
「当たり前でしょ!!」
「先に病院行っていいか?頭……一週間やそこらで治るケガじゃねぇんだ……」

「由紀、いいだろ?そもそもあのケガーー」
「分かってるわよ……いいわ、このまま病院行きましょう」
「サンキュー♪」

……………
………

病院の待合室で一樹を待つ由紀とアケミ。

「アケミ……ホントに羽田が犯人じゃなかったら、私どうしよう……」
「謝ればいいじゃん。ウチらは証拠を探しに行くんじゃない……一樹が犯人じゃないって確かめに行くだけだ」

「お待たせ。じゃあ行くか」
「俺は一樹ん家興味あるぜ♪エロ本見つけたら一樹の趣味が判るしな。早く行こうぜ~」
「エロ本はねぇって……」