地獄のハーレム

一通り荷物を運び終えた頃には陽も傾いていた。
「一樹、お祝いいくぞ〜!!」
「行くか。先に俺と由紀は行かなきゃいけないところが出来たけどな」

「ん?どこ行くんだ?」
「商店街。お前が蒔いた種だ…2人でちゃんと説明してくる」
「アケミ……言いふらしたのね。まったく…」

「わりぃ♪じゃあ俺たちは先に店に行ってるから。今日手伝い来れなかった奴らにも教えといたから後で合流するってさ」

「そっか。みんな、今日はありがとね」
「由紀の事泣かせたら私達が許さないからね」
「そりゃ怖いな♪大丈夫だ。ぜってぇ泣かせない」
「カズくんなら安心だね。じゃあみんな行こう♪」

一旦全員を見送り家に入った2人。
「一樹、これからもずっと一緒だよ?」
「もちろん♪大好きな由紀が隣に居てくれたら何でも出来る気がする」
「うん♪」