地獄のハーレム

文化祭最終日…
ハードに駆け抜けた文化祭もいよいよ大詰め。

ーー文化祭実行委員からのお知らせです。本日の出し物の営業を16時で終了して下さい。その後、集計に入りますので各クラス委員長は、受付まで結果を提出して下さいーー

そんな放送を聞く間も無いほどに一樹達のクラスは大盛況。最終日、生徒達が一樹見たさに集まっていた。

「由紀、今の聞いた?」
「え…何⁉︎」
「16時で終了だって。クラス委員長は結果を受付までだって」

「あと1時間ね。ここからはテイクアウトだけにしよう」
「分かった」

…………
………

時刻は16時を迎え慌ただしかった教室も徐々に静けさを取り戻していく。
そして最後の客を送り出し…

「終わったぁ!!」
「ヤバすぎ…もう疲れたよ〜!!」

「みんなお疲れ様〜。集計終わったよ♪200円のジュースが3000杯」
「3000⁉︎そんな出たの?」

「あと300円の軽食が1000だね。凄い!私達90万も稼いでる♪」
「文化祭で稼ぐ金額じゃねぇって♪これで確実に優勝だな」

「なぁなぁ!花火のスタート誰がやる?」
アケミが前のめりで聞いてくると、一樹と由紀が一瞬反応を見せる。

(ヤバい…これやるって言ったら由紀と見れなくなる)
(一樹はダメ…花火は19時…遅くても18時には一緒にいないと)

「アケミ、やってくれ♪」
「いいのか〜?」
「あぁ。花火のスタートは賑やかにしないとな」

「分かった!!やるぜ〜」

((良かった……))

「じゃあ花火までに片付けしちゃおう。私は結果出してくるね」

組み上げられたイスやテーブルの解体に取り掛かる一樹。
それを見て女子達も片付けを始める。