地獄のハーレム

その頃教室では、由紀が仕切り着々と飾り付けが進んでいる。そんな中…

「由紀、よかったね」
「羽田くんなら絶対由紀の事優しくしてくれるよ」
「ありがとう。私、初めてだよ。誰かを好きになれたのは」

照れながら顔を赤らめる由紀。
「結婚とかしちゃうんじゃない?」
「するよ。理事長も私達の事知ってるし、うちの親も一樹ならいいって言ってくれてる」

迷いない発言に周りも顔を赤らめる。
「うちらが入る余地はなさそうね♪」
「もう、恥ずかしいからこの話は終わり!!」

由紀はせっせと作業を再開し、あっという間に時間は昼を過ぎていた。
買い出しに出た一樹達も戻り全員で飾り付けに取り掛かる。
いつもの机と黒板の教室は、可愛らしいカフェへと姿を変えていく。

「出来たぁぁあ!!」
「みんな、お疲れ様〜」

「腹減った。なぁみんなで山ちゃんのところ行こうぜ♪」
「お前なぁ…また酒飲むつもりだろ」
「の…飲まねぇよ!!たぶん…」
「たぶんって…まぁいいや。行くか」
『おぉ〜♪』