理事長の用意した一室に一樹の選んだ木材が運び込まれた。
「ありがとうございました」
「いいって♪本当は君の手伝いもしたいが俺が居れるのはここまでだ。君ならやり遂げるだろう。何て言っても君は親方の孫だ」
「はい。じいちゃんの名に恥じない物作りますよ」
大工を見送り、一旦教室に戻った一樹。
「ただいま♪木材とか道具は準備出来たよ」
「随分早いのね。こっちはテーブルと椅子のデザインで大モメ……絞りきれてないわ」
「どれどれ……」
(星形のテーブル……5人席か?バーカウンター……椅子は……ハートにキャラクターに様々か……)
一樹は黙々と教室の端から自分の足で簡単に長さを計測……教室の大きさを図面化した。
「一樹?」
「出来たよ。簡単なレイアウトだけど。黒板側に俺達が飲み物とか作るスペース…それを囲むようにバーカウンターを作る。窓際には二人席を3つ……真ん中から後ろにかけて多人数のテーブルを3つまでなら作れるな」
「すごっ!この短時間で……」
「天才かよ♪よっしゃ配置はこれで文句ないよな?」
全員一致で異議なしの声。配置が決まると自ずとテーブルの形等も順調に決まっていく。
「よしっ。割りと容赦なく決めてくれたな♪早速俺は作業に入った方が良さそうだ」
一樹は一人作業部屋へと戻っていった。
(じいちゃん見ててよ。俺の大工としての最初の一歩だ)
「ありがとうございました」
「いいって♪本当は君の手伝いもしたいが俺が居れるのはここまでだ。君ならやり遂げるだろう。何て言っても君は親方の孫だ」
「はい。じいちゃんの名に恥じない物作りますよ」
大工を見送り、一旦教室に戻った一樹。
「ただいま♪木材とか道具は準備出来たよ」
「随分早いのね。こっちはテーブルと椅子のデザインで大モメ……絞りきれてないわ」
「どれどれ……」
(星形のテーブル……5人席か?バーカウンター……椅子は……ハートにキャラクターに様々か……)
一樹は黙々と教室の端から自分の足で簡単に長さを計測……教室の大きさを図面化した。
「一樹?」
「出来たよ。簡単なレイアウトだけど。黒板側に俺達が飲み物とか作るスペース…それを囲むようにバーカウンターを作る。窓際には二人席を3つ……真ん中から後ろにかけて多人数のテーブルを3つまでなら作れるな」
「すごっ!この短時間で……」
「天才かよ♪よっしゃ配置はこれで文句ないよな?」
全員一致で異議なしの声。配置が決まると自ずとテーブルの形等も順調に決まっていく。
「よしっ。割りと容赦なく決めてくれたな♪早速俺は作業に入った方が良さそうだ」
一樹は一人作業部屋へと戻っていった。
(じいちゃん見ててよ。俺の大工としての最初の一歩だ)

