段々落ち着きを取り戻したメイ……
(もう大丈夫かな……)
「メイちゃん……聞いてくれ。由紀がずっと心に引っ掛かっていたのがメイちゃんの事だった」
「メイ……ゴメン。なかなか言い出すタイミングが無くて。一樹が伝えてくれるって言ってくれたけど何か違うなって気がしてて……」
「カズくんは優しいし……由紀は義理堅くて……私の大好きな二人だ。本当はずっと思ってた。カズくんと由紀はお似合いだなぁって……本当に二人はそっくり……私は遠くで見てただけ……カズくんが由紀に惹かれちゃうのも分かる」
「メイ……」
「カズくん。由紀をよろしくね。私はもう二人の前に現れないから……麗華にも行かないし……この世界にも居なくなるよ」
メイは横に置いてあった包丁を手に取り喉元に振り上げる。
「メイっ!!」
一樹はとっさに振り上げた包丁の刃を握りしめる。血が刃を伝い滴り落ちている。
「それは違うだろ。俺達を大好きっていってたのと同じくらいメイちゃんは俺達の大事な友達だ……簡単に死のうとするなっ!!」
「カズくん……でも……私迷惑かけちゃう……二人の邪魔になる」
「邪魔だなんて私も一樹も思わないわよ。私達はメイに認めてもらいたかっただけ……変わりに居なくなるってやだよ!」
「由紀……」
「そういう事だ。ほら、包丁から手放して」
言われた通り手を離した。
「カズくん……手が……」
「これくらい大したことない」
「ごめんね……ごめんね……本当にごめんなさい」
「親友でも知らないことはあるわね。メイがキレるとここまでするなんて……でも、これからいっぱい知っていけば良いよね。だから、私達の事も知ってほしい」
「うん…」
(良かった。一件落着だな)
「今日は一緒に泊まっていきなよ。由紀、メイちゃんと一緒に居てあげて」
「分かった♪」
(もう大丈夫かな……)
「メイちゃん……聞いてくれ。由紀がずっと心に引っ掛かっていたのがメイちゃんの事だった」
「メイ……ゴメン。なかなか言い出すタイミングが無くて。一樹が伝えてくれるって言ってくれたけど何か違うなって気がしてて……」
「カズくんは優しいし……由紀は義理堅くて……私の大好きな二人だ。本当はずっと思ってた。カズくんと由紀はお似合いだなぁって……本当に二人はそっくり……私は遠くで見てただけ……カズくんが由紀に惹かれちゃうのも分かる」
「メイ……」
「カズくん。由紀をよろしくね。私はもう二人の前に現れないから……麗華にも行かないし……この世界にも居なくなるよ」
メイは横に置いてあった包丁を手に取り喉元に振り上げる。
「メイっ!!」
一樹はとっさに振り上げた包丁の刃を握りしめる。血が刃を伝い滴り落ちている。
「それは違うだろ。俺達を大好きっていってたのと同じくらいメイちゃんは俺達の大事な友達だ……簡単に死のうとするなっ!!」
「カズくん……でも……私迷惑かけちゃう……二人の邪魔になる」
「邪魔だなんて私も一樹も思わないわよ。私達はメイに認めてもらいたかっただけ……変わりに居なくなるってやだよ!」
「由紀……」
「そういう事だ。ほら、包丁から手放して」
言われた通り手を離した。
「カズくん……手が……」
「これくらい大したことない」
「ごめんね……ごめんね……本当にごめんなさい」
「親友でも知らないことはあるわね。メイがキレるとここまでするなんて……でも、これからいっぱい知っていけば良いよね。だから、私達の事も知ってほしい」
「うん…」
(良かった。一件落着だな)
「今日は一緒に泊まっていきなよ。由紀、メイちゃんと一緒に居てあげて」
「分かった♪」

