「約束したのに…………」
「確かに…私は親友との約束を破った。メイを応援するって言いながら、一樹と付き合うなんて…………それはゴメン。でも、ひとつ言わせて。メイは一樹に何かアプローチした?デートに誘った?ただ遠くで好きとか思ってるだけじゃなかった?」
「それは...」
「球技大会の日、打ち上げでメイにさっさと一樹に近づいてもらいたかったのに一樹に寄り付きもしなかったよね。私も一樹に惹かれてる自分に気づいて...家で一樹に手紙を書いて持ってたの。メイが一樹に近付いてたらその手紙は捨てるつもりだった」
「うるさい...」
「えっ!?メイ...ちゃん?」
「もう聞きたくない!由紀、私、もう分かんないよ...だから...」
メイはソファを立ちキッチンへ向かった。さっきまで由紀が使っていた包丁を握りしめていた。
「由紀、死んで。私もすぐに死ぬ...2人でカズくんから離れよう?」
「なっ...待てメイちゃん!」
「カズくん...ゴメンね。でもどうしても由紀は許せないの!」
包丁を震わせながら由紀に近づくメイ。
速度を上げて由紀の身体めがけて走り出した。
キィィン!!!
「一樹!!」
間一髪、鍛冶屋からもらった刀〖大樹〗が鞘から抜かれ包丁の刃を止めた。
「本当は使いたくなかったけど...俺の彼女の危険とあっては使わざるを得ない。メイちゃん、自分が何やってるのか分かってるかよ!!」
「親友に包丁むけて殺そうとして...それで自分も死ぬだと?ふざけんな!!由紀は必死でメイちゃんとの約束を守ろうとした。俺が由紀の気持ちを掻き乱したんだ。悪いのは俺だ。殺すなら俺だろ?」
刀を置き両手を広げた。
「その包丁俺に向けろ。」
「確かに…私は親友との約束を破った。メイを応援するって言いながら、一樹と付き合うなんて…………それはゴメン。でも、ひとつ言わせて。メイは一樹に何かアプローチした?デートに誘った?ただ遠くで好きとか思ってるだけじゃなかった?」
「それは...」
「球技大会の日、打ち上げでメイにさっさと一樹に近づいてもらいたかったのに一樹に寄り付きもしなかったよね。私も一樹に惹かれてる自分に気づいて...家で一樹に手紙を書いて持ってたの。メイが一樹に近付いてたらその手紙は捨てるつもりだった」
「うるさい...」
「えっ!?メイ...ちゃん?」
「もう聞きたくない!由紀、私、もう分かんないよ...だから...」
メイはソファを立ちキッチンへ向かった。さっきまで由紀が使っていた包丁を握りしめていた。
「由紀、死んで。私もすぐに死ぬ...2人でカズくんから離れよう?」
「なっ...待てメイちゃん!」
「カズくん...ゴメンね。でもどうしても由紀は許せないの!」
包丁を震わせながら由紀に近づくメイ。
速度を上げて由紀の身体めがけて走り出した。
キィィン!!!
「一樹!!」
間一髪、鍛冶屋からもらった刀〖大樹〗が鞘から抜かれ包丁の刃を止めた。
「本当は使いたくなかったけど...俺の彼女の危険とあっては使わざるを得ない。メイちゃん、自分が何やってるのか分かってるかよ!!」
「親友に包丁むけて殺そうとして...それで自分も死ぬだと?ふざけんな!!由紀は必死でメイちゃんとの約束を守ろうとした。俺が由紀の気持ちを掻き乱したんだ。悪いのは俺だ。殺すなら俺だろ?」
刀を置き両手を広げた。
「その包丁俺に向けろ。」

