メイをソファーに座らせ、一樹がジュースを出した。
「まずは落ち着こう。そしたら話すから」
メイはジュースを飲んでふぅと息をついた。
「大丈夫?俺が入院してるとき、二人はあんまり仲良くなかったんだって?それは、俺絡みか?」
「うん…何か急にカズくんと由紀が仲良くなってて……夏休み、二人とも都合悪くて……もしかして二人で会ってるのかもとか思ったら、由紀とも話さなくなって」
「そうだったのか……」
ーー俺達も最初の彼氏彼女で舞い上がってたな。ずっと一緒に居たかったから。
「メイちゃん、今まで隠してて悪かった。実は、由紀と俺は付き合ってる」
「…………」
「夏休み入ってすぐ由紀に告白したんだ。最初はフラれたよ。俺を見てくれる人がいる……って」
「じゃあ何で……」
「俺が由紀じゃなきゃ嫌だったから。アケミがバーベキューを提案した時覚えてる?俺はすぐ帰っただろ?その前日にフラれたけどもう一回告白しに行こうって思ってたから」
「私も……一樹にすべてを掛けたわ。今日もまだ昨日と同じ気持ちで私に会いに来てくれたら迷わないって」
「まずは落ち着こう。そしたら話すから」
メイはジュースを飲んでふぅと息をついた。
「大丈夫?俺が入院してるとき、二人はあんまり仲良くなかったんだって?それは、俺絡みか?」
「うん…何か急にカズくんと由紀が仲良くなってて……夏休み、二人とも都合悪くて……もしかして二人で会ってるのかもとか思ったら、由紀とも話さなくなって」
「そうだったのか……」
ーー俺達も最初の彼氏彼女で舞い上がってたな。ずっと一緒に居たかったから。
「メイちゃん、今まで隠してて悪かった。実は、由紀と俺は付き合ってる」
「…………」
「夏休み入ってすぐ由紀に告白したんだ。最初はフラれたよ。俺を見てくれる人がいる……って」
「じゃあ何で……」
「俺が由紀じゃなきゃ嫌だったから。アケミがバーベキューを提案した時覚えてる?俺はすぐ帰っただろ?その前日にフラれたけどもう一回告白しに行こうって思ってたから」
「私も……一樹にすべてを掛けたわ。今日もまだ昨日と同じ気持ちで私に会いに来てくれたら迷わないって」

