地獄のハーレム

次の日……
平和になった体育館に集められた生徒達、麗華再出発の特別な日を一目見ようと集まった街中の人達と共に始業式が再開された。

「始まる前にいいっすか~?」
「アケミ?何やってんの!!」

アケミはスクリーンを下ろし、映像を流し始めた。
映像には病院のベッドに座っている一樹が居た。
「一樹様~」
「羽田せんぱ~い」
「この学園の英雄だ。やっぱりまだ入院してたのか……」
「当たり前でしょ‼かわいそうに……羽田くんが帰ってきたら街中でお祝いしないとね」

「一樹……アケミこれって……」
「昨日撮ってきたんだよ。ほら、一樹からみんなへメッセージが始まるぜ」

「みんな、今日から学校再開だってね。今は始業式かな?全員ちゃんと学校来れたかな?」
全員がスクリーンに居る一樹を見つめ次の言葉を待った。
「本当はすぐにでも戻りたいんだが……まだ傷は癒えないんだ。わき腹の怪我と……ずっと引っ掛かってる事。みんな、聞かせてくれ……この中で俺が怖いって思う人……いるか?もし、居るなら俺は戻れない……」