「一樹、うち来る?って言っても美紀とお母さんしか居ないけどね」
「行こうかな♪お母さん、心配してない?麗華の男子って……」

一樹が心配そうな顔を見せると、由紀はクスッと笑い一樹に向き直った。

「全然♪むしろ一樹ならOKって言ってたよ。私は寝てて分からなかったけど、打ち上げの後、美紀とお母さんにあったでしょ?それで気に入っちゃったみたいだよ」

「会った会った♪それなら良かった」
「一樹にまた会いたがってる。行こっ」

由紀は一樹の手を取り立ち上がった。