3枚の花びら




「そんなにぐだぐだ悩むくらいなら、紅葉も純輝先輩に想いを伝えに行けばいいじゃん」

「えっ!?何言ってんのっ」

「だってその方がスッキリするんじゃない?」

「そうかもしれないけど、私には勇気がないから……」


やっぱり私は意気地無しだ。

先輩に告白する勇気すらないんだから。


「あんたバカじゃん?」

「……え?」

「なんで、すべてにおいて"無理"の一言で済ませようとするの?自分には勇気がないだの言ってるのってさ、ただ逃げてるだけじゃん。
私はそんな負け犬と友達になった覚えはない」


幸佳……

たしかに幸佳の言う通りだ。

私は自分には出来ないからって、逃げてた。
自分の勇気を否定してた。

そんなの最低だよ。