3枚の花びら



前の彼女……

正直聞きたくないけど、
彼を
純輝先輩を
本気で受けとめるなら聞かなきゃいけない。

なぜかそんな気がした。


「大丈夫。だから…話して」


「わかった……」

麗二くんは淡々とした声で話し始めた。


「あいつが中2の頃かな……サッカー部のマネージャーの彼女がいたんだ。二人は誰もが羨むくらいに凄く仲が良かった。でもある時、彼女が転校しちゃうんだ。隣町だったから、二人の仲は切れることはないと思ってた。」


「……うん。それで?」


「それで……」


どうしたんだろう?
麗二くんの様子がおかしい。


「…わりぃっ
あん時のことは、思い出したくないくらい酷かったから……。」