3枚の花びら



「ここだよ!
中とかもすごくオシャレで、めっちゃ気に入ってるんだよね」


やっぱり……
麗二くんと来たカフェ。


「あれ?紅葉ちゃんどうかした?」

「いえ、なんでもないです。
早く入りましょっ!」


カランカラン…


ドアの小さな鐘が鳴る。


「いらっしゃいませ。」


私と純輝先輩は席に案内される。


「あれ?純輝じゃん」


話しかけてきたのは、霧也くん。

その隣に座っているのは
……麗二くん。


「……紅葉」

「…麗二くん……」


どうしよう…。
あれ以来、麗二くんとは連絡すらとってないし
ましてや純輝先輩もいる…。


「あのさ!とりあえず、2人とも座ったら?」


霧也くんに言われ、席についた。