3枚の花びら



「この際送ってもらえば?
こんな奴だけど、一応 男だし。
安全だと思うよ?」

ニヤニヤしながら一美先輩は声をかける。


「なんだよ一応って。バリバリ男なんだけど」

「ごめんごめん!ほらっ紅葉ちゃん!」

ポンッと私は背中を押される。


「え、でも…」

「いいじゃん!せっかくなんだから!ね?」


「…じゃあ、お言葉に甘えて」



そういって、なんだかんだ
純輝先輩と帰ることに。

「なんか、ごめんね?」

「……え?」

「いや、だから…
無理やりっぽくなっちゃって…」

「いえ、そんな 全然っ」


なんだか、うまく話せないなぁ…。



でも、一緒に帰れるなんてなかなかないし
嬉しいなっ!!