「もぅ、いいでしょ!?
いつまでここに捕まってなきゃなんないのよ」
アリサは一美先輩に捕まれていた手を振りほどいた。
「待って!」
「何ですか?」
「もうこんなことしないよな?」
純輝先輩の問いかけにアリサは頷いた。
「もうしません。絶対。」
「わかった」
アリサは去っていった。
「あ、あの
ご迷惑おかけしてすいませんでした。
あと、ありがとうございました。」
「いや、俺こそごめんね」
純輝先輩は謝った。
「純輝の完璧さが問題を生んだのね」
「さいあくやな!」
「すいません…」
「よしっ!そろそろ帰るか!」
龍先輩は鞄を背負いながら言った。
「あ、紅葉ちゃん家どこ?送るよ?」
「遠いんで大丈夫です」
「なんや純輝~ 積極的やな~」
「いや、そういうのじゃないって!」


