3枚の花びら



「もぅ、いいでしょ!?
いつまでここに捕まってなきゃなんないのよ」

アリサは一美先輩に捕まれていた手を振りほどいた。


「待って!」

「何ですか?」

「もうこんなことしないよな?」

純輝先輩の問いかけにアリサは頷いた。


「もうしません。絶対。」


「わかった」


アリサは去っていった。




「あ、あの
ご迷惑おかけしてすいませんでした。
あと、ありがとうございました。」



「いや、俺こそごめんね」

純輝先輩は謝った。

「純輝の完璧さが問題を生んだのね」

「さいあくやな!」

「すいません…」



「よしっ!そろそろ帰るか!」

龍先輩は鞄を背負いながら言った。

「あ、紅葉ちゃん家どこ?送るよ?」

「遠いんで大丈夫です」

「なんや純輝~ 積極的やな~」

「いや、そういうのじゃないって!」