「あのさ、アリサに質問してもいいかな?」
「……んだよ」
アリサは私を睨みつけた。
「何で、私をいじめたの?私のこと嫌いならはっきり言えばいいじゃない!
それだけが疑問だから、教えてほしい」
アリサは小さくため息をついてから口がひらいた。
「私は、あんたなんか大嫌い!だから嫌がらせをしたの。でも、自分でやるのは面倒だから
お前のこと嫌いな女子にやってもらった。
それだけのことよ」
「なんで私が嫌いなの?」
もう一度、アリサは私を睨んだ。
「純輝先輩と仲がいいからだよ!
純輝先輩はみんなのアイドル的存在。アイドルに近づくなんてさぁ、自殺行為だよ?
純輝先輩ファンがどれだけあんたが嫌いかわかってないでしょ。学校の半分以上の女子はあんたが嫌いなはずだよ」
「そんな……」
「でもある意味、この程度の嫌がらせで済んで良かったと思いな。ていうか、思うべき!
ファンの恨みがどれだけ恐いか知っておいた方がいいよ」


