学校に着いたのはだいたい9時半。
校舎に入り、生徒会室に向かう。
「………っ!?」「…………!!」
生徒会室の近くになると話し声が聞こえた。
でも、何を話しているか全くわからない。
そのままゆっくりと、生徒会室の方に歩いていった。
「やめろっっふざけんなっっ!!」
突然、ドアが開き、人が飛び出してきた。
「えっ!?」
私は思わず声がでてしまった。
「あれー?紅葉ちゃん?来るの早かったね」
私に話しかけたのは一美先輩だった。
「黙ってこの中いろよ」
一美先輩は飛び出してきた人の肩をつかみ、部屋の中へと戻した。
いつもの一美先輩とは別人のようだった。
「紅葉ちゃーんっ 入っていーよ!」
「あ、はい」


