3枚の花びら




「ねぇ、幸佳…美有…」


私は二人に自分の気持ちを打ち明けることにした。


「どうしたの?」


「私……気付いたんだ…自分の気持ち。
この前、麗二くんに告白されたの…」


「「えぇ!?それで!?」」


このことは、まだ誰にも言ってないから二人は相当驚いているみたい。


「返事はまだ…」


「「なんで!?」」


「私は、純輝先輩が好きだから…」


二人は黙りこんでしまった。


「私、なんだかずっと後ろめたい気持ちだったんだ。麗二くんといると。この気持ちは、なんだろうなんだろうって思ってるうちに、純輝先輩が好きってことに気付いたんだよ。」


「そっかぁ…。頑張って!
あたしも直登くん狙ってがんばるから~♪」


「うんっ!二人とも頑張れ!
あたし、応援するよっ♪」