3枚の花びら



「ふわぁあぁぁ……」


大きなあくび。
なんかだんだん眠くなってきちゃった…。


──────────


気がつくと時間はもうすぐ12時。
どんだけ寝たんだろ……。

約3時間半か。

ある意味すごいなぁ…



「あれ?紅葉ちゃん?」


「……じゅっっ純輝先輩!!」


「どうしたの?こんな所に寝転んで」


「…ここ気持ちいいんですよね♪
あははっ……」

さすがに授業サボって寝ていたなんて言えないから、少し焦りながらも会話を続けた。

すると、純輝先輩が私の隣に腰をおろした。