「あれ??紅葉ちゃん?」
たくさんの人混みの中で私の存在に気づいたのは霧也くんだった。
「幸佳とかと一緒じゃないの?
ってか、そのチャラいの誰??」
「くーれーはーっ♡♡!」
霧也くんの質問に答えるより前に私の目の前に飛び込んできたのは、麗二くん。
「紅葉、かわいーっ!ってか、こいつ誰??」
結局2人とも丸井くんにたどり着くのね。
「美有の補習のクラスメイト。ちょっと事情があって一緒にまわることになったの。」
「え、ずる。なんなのコイツ。」
「あ、俺?俺は紅葉の彼氏っス♡!」
「「「……は?」」」
私と麗二くんと霧也くんの声が
見事にハモった。


