「明日から夏休みだからって浮かれすぎて事故や事件に巻き込まれないでくださいねー。事故るのは自由だけど処理するこっちに迷惑かかるんで宜しくーっ。はい、日直さん号令!」


適当な担任の話が終わり、これでやっと解散。
そして明日から夏休み。

「あ、その前に一点だけ、強制補修に参加する人は明日から10日間遅刻しないで来てくださいねー。もちろん希望参加の人も。ま、詳しいことはこのプリントに書いてあるから、見といてー。」


と言って教卓の上に置かれた紙を私たちは見に行った。


純輝先輩の言ってた通り、希望者は自由参加的な感じだった。


「よかったぁーっ!!強制じゃなくて。
美有が勉強してる間に紅葉と遊ぼー♪」

「そーだねー♪スタバとか行っちゃうー♡??」

「裏切り者ー!!」