「月城 紅葉ー」
「はい!」
ついに私の番。
一体点数は何点だったのか…??
右上に赤いペン書かれた数字を読む。
「……68点」
「お前にしては、まぁまぁの点数だな。
次ー、寺田 美穂ーとりにこーい!」
やったやった!
赤点まぬがれた!
夏休み遊べるーぅ♡
「紅葉!どーだった??」
「68てーん!」
「低いけど、赤点まぬがれたじゃーん♪」
「幸佳ちゃーん!一言余計だよーっ?」
「そーいえば、美有は??」
教室を見渡すと、
自席で頭を抱えた美有がいた。
「美有ちゃん?何点だったー??」
美有の席に行き、話かけるが、反応がない。
机の上に裏返しにして置かれたテストを奪う。
「ちょっ……!!」
美有が止めると同時に点数が目に入った。
.…32点……
「赤点じゃね??」
赤点は40点以下である。


