入学早々、1限目をサボり、私は旧校舎の空き教室に籠って、彼女…西条美都。を調べていた。



「やっぱり何も出てこないか…西条美都…何者だろ。」



得意なハッキングも、役には立たなかった。



担任の事も探るように見てた。きっと、彼女は…

‘裏の人間’

しかも、相当な腕なんだろう。


それは、情報に関してか…腕っぷしに関してか…何処までも謎だ。