――――――― ―――― 「美羽!次移動教室だよ!起きなさあああいっ!!」 「…ほぇ?」 目を擦りながら顔を上げると、そこには呆れ顔で立っている親友の姿があった。 「もう!!なんで授業中に寝ちゃうわけ?あんたはそれでなくてもバカなんだから、授業くらいは真面目に受けなきゃ駄目でしょっ!」 「そうだけどー、…眠いもんは眠いんだよ…。…くかーっ」 そんな親友の説教を聞きながら、眠くてウトウトしている私、藍沢美羽は桜ヶ丘高校2年生。